昔は優しかったのに、今は俺様夫
ひと昔前は、亭主関白と呼ばれた俺様夫。
若干ニュアンス的に、違いはあるかもしれないが、男尊女卑的な扱いは、しぶとく今でも存在する。
男女平等となった近代でも、古めかしい習慣は、なかなか消滅してくれない。
何を根拠に男が偉いのか、半数以上は、疑問に持ち、不満を抱いたまま、俺様夫と別れずに生活している。
もちろん子供がいるからとか、経済的理由、現状に諦めたり…。
理由の一つとして、俺様夫の父親の半数以上は、俺様夫じゃないかと思う。
子供は、躾以前に、親を見て育つ。あるいは、親の真似をするというか。
どちらかというと男性の方が、上下関係にとらわれたり、権威のある人に従う習性が、女性よりあるような気がする。
動物でさえ、権威のある者に従う習性があるらしい。
所詮人間は、理性もあるけれど、感情の動物。
本能的に、感覚的に行動しても不思議ではない。
私自身が俺様夫に対して気を付けている事は、甘く見られないように警戒する事。
夫は、何を思い、何を考えてるか、察しする事に務め、俺様夫の都合の良いように、振り回されないように、構えている毎日である。